2006年10月15日

言いたいことは直接はっきり言え

ソフトウェア業界のプロジェクトマネージメントの世界でも「割れ窓理論」は徐々に人気が出ているようだ。小さい犯罪を逃さず検挙することを続けて、街全体の治安を向上させたニューヨークに学びましょう。日々の業務での細かいプロセス無視に注目して、プロセス遵守を徹底させるか、意義の薄いプロセス自体を改良しましょう。

殆どの人が守っていて、上手く機能しているプロセスがある。1人が時々違反して、お陰で被害を蒙る人が出たりする。そういう時に「丁度いいので周知徹底の意味をこめて皆にメールしよう」と思ってはいけない。

全員宛でイキナリ名指しで個人の行状を攻撃すると(僕はやったこと無いけど)、対象者がとんでもない反論を始めて皆がウンザリするか、対象者が凹んでやる気を失う。周りの人が慰めなくてはならなくなる。

個人を特定せずに全員宛で「こんなことは止めましょう」とメールを出すとどうなるか。何人かからパラパラと「これって俺のこと?」「こうやったのはOKだと思ってたんだけど…」というメールが来る。しかし、殆どの場合、反応してくれる人は違反している人ではないのだ。曖昧なメールをきちんと読んで自分を省みるようないい奴は、周りを困らせるような違反などしないのだ。

結局、どちらのケースでも、本人の所に直接出向いて話をする必要が出てくるわけだ。全員にメールしたことで、周りの人の時間も余計に消費してしまう(読む時間とフォローの時間)。最初から直接そいつに話す方がよっぽど早い。

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