2006年04月23日

「ウェブ進化論」出版記念講演会で「大変化」について聞いた

梅田さんの「ウェブ進化論」出版記念講演会に行ってきた。数週間前にを読んだとき、頭が纏まらないままこんなエントリーを書いた。「本当の大変化はこれから始まる」と副題にあるが、「大変化」とは何の変化なのか。「これから始まる」とはいつから始まるのか。

有り難いことに、講演会の質疑応答の時間とその後の懇親会で質問をぶつけることが出来た。そのやりとりを通じて質問自体もブラッシュアップ出来た(笑)。その質問とは

「本に載っている『三大法則』『三大潮流』は確かにネットの出現によってもたらされた大変化であるが、それは全て既に起こったことである。本の副題に『本当の大変化はこれから始まる』とあるが、その『大変化』とは何のことなのか。また、いつ何をきっかけに始まるものなのか」僕の解釈が正しければ、答は2種類あったと思う。

講演会の方での答。三大法則や潮流のインフラは確かにそこに出来ており、それを利用したアプリケーションやサービスが生まれてきている。応用が充実してくればインフラへのフィードバックがかかり、新たな法則が出てくるような変化が起こるかもしれない。

もう1つの方はMOZANさんの記事にも書いてあるので、少々繰り返しになってしまうが、自分の言葉でも書いてみる。

懇親会で更にしつこくつついた時の答。日本人の中には「インターネットはもう終わったものだ」と見切ってしまう人が多い。それは技術だけに視野を限った時に出てくる話である。もっと広い社会の範囲で考えてみると、技術が整った後に徐々にそれを利用する人が増えてきて、それが社会の大きな変化となる。「これから始まる大変化」とは、僕が最初に考えていたような理論的・技術的な変化ではなく、人数の増加(絶対量(mass)の増加)によるものである。「大変化」は、ティッピングポイントを超えたところで一気に加速するような形になるかもしれない。
「そういう風に技術的なところに限って考えているうちはダメなんだよ」とほほ。

懇親会ではまたNaotakeさんから多くの興味深い話を聞くこともでき、非常に充実した夜であった。もう一度を読まなければ。

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