2006年04月12日

賄賂0.0

午後、突然僕の上司が
「ちょっと話がある、カフェテリアへ行こう」
と言って来た。大事なことを席で話すとうっかり周りの人に聞かれてしまうかもしれないが、昼休み以外の時間のカフェテリアならば、立ち聞きされる心配も無いということだ。前回カフェテリアに行ったときは、チームメンバーの1人が別のチームに移るという話だった。その前は、チームメンバーの1人が会社を辞めるという話だった。一体なんだろう。

「いや、悪いニュースではないよ。君の最近の貢献に感謝したくて。ほら、最近アレをやっただろう。もちろんプロジェクトが終わったわけではないが、アレは大きなマイルストーンだ」

え?え?アレは確かに一区切りではあるけど、そんなに感謝されることでも無いような…。今までにやったもっと大きなアレとかアレとかのときには特に何もなしで、何故今回に限ってこれなんだろう…と思いながら、ありがとうと感謝状を受け取る。小さなプレゼントまで一緒に。

首を傾げながら席に戻ると、程なく上司の上司が席に来た。普段は別の事業所で働いているのだが、今日は出張で来たらしい。

「やあやあ久しぶり。しばらく会う機会を取れなかったが、明日また来るよ。いや、何があるって訳ではないのだが、たまには1対1で話をしたいんだ」

…というわけで、今日はなんだか変わった日だったよ、上司の上司が、僕の上司に「普段の感謝の意をエンジニアに伝えておけ」とでも言ったのかなあ?と別のグループの友人に話すと、
「そりゃお前、明日は上司の上司と話すんだろ?仕事はどうか、不満はないかを聞かれるに決まってるじゃないか。賄賂だ賄賂。これで上司の告げ口できなくなったんだよ」

いや、それはまた……そうだとしたら、いくらなんでも分かりやす過ぎだろう。

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