2006年02月21日
Steve McConnell の話(ウォーターフォールモデル)
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Steve McConnell はかの有名な "Code Complete" の著者である。先週、彼の話を聞く機会があった。予め集めておいた質問に彼が答える形式。質問した人とのインタラクションも含まれていた。
その時取ったメモの中から、Waterfall model の話について。その時のメモを日本語に超訳。
ウォーターフォールモデルについてはひとつイラつくことがある。あまりに多くの人がウォーターフォールとシーケンシャルアプローチを混同することだ。ウォーターフォールのポイントは各ステージごとに作業を完全に終了する。次のステージに移ったら、前に戻って変更することはできない。そういう硬直したモデルが悪いことは皆知ってるだろう。ソフトウェア開発のシーケンシャルアプローチは良いとか悪いとかの話ではない。大規模ソフトウェア開発環境において、それは不可避なものだ。細かい要求項目を定義する時に、同時に細かい実装方法を定義したりはしない。しかし、デザイン、コーディング、テストのフェーズは普通は何度も繰り返すことになる。これはごく自然な流れであり、多くのプロジェクトにフィットする。
ソフトウェア開発の混乱の原因は拙速なスケジュールとリソースの決定にある。シーケンシャルアプローチは開発プロセスを混乱から守り、より現実的な決定を可能にする。
僕の感覚では、ソフトウェア開発の世界では明確な「絶対禁止」事項が多くあり、多くの人があまり考えずにそれを教義として受け入れてしまっている面が有ると思う。goto 禁止令しかり、ハードコード禁止令しかり。
ウォーターフォール禁止令の場合は言葉の定義の間違いによって異常に拡大解釈されているというのが Steve の主張だ。もしその定義が正しいのならば、もうウォーターフォールの害悪について語る必要は無いのではないか。誰もそんなことはもうやっていない。
ウォーターフォールモデルの議論の不毛さの原因が「禁止令の盲信」と「語義の拡大解釈」のコンビネーションというのは情けない話だが、一面の真実ではあるかも知れない。少なくとも、僕の個人的な経験には合致している。
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第1版とは趣が違う感じです- 固定リンク
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- 2007年04月11日 23:31
- from 諸悪の根源は物理的
早くもネタ切れの臭いがするエンジニアリング英語、今回はアメリカン限定。... [続きを読む]



「Go The Distance」管理人、confidencialです。
TBありがとうございました。
> ウォーターフォールとシーケンシャルアプローチを混同する
まさに自分がこれですね。勉強になりました。
不毛さがスッキリと理解できました。
今後ともよろしくおねがいします。