2005年12月08日

Toastmasters Club

新入社員の同僚から誘われた。
「Toastmasters に行ってみない?2週間に1回、ランチタイムにオフィスでやってるらしいよ」

このページによると、コミュニケーションスキルを上げるのに最高の方法らしい。職場や地域でグループを作り、定期的に20人ほどで会を開くらしい。司会をする人、スピーチをする人、そのスピーチの講評をする人などをメンバー持ち回りで担当し、人前で話したりミーティングを仕切る練習をするというものだそうだ。日本にもグループがあり、そちらはスピーチだけでなく英語の練習の意味もあるようだ。アメリカでも日本でも存在自体を知らなかった。

というわけでゲストとして参加。会議室の机の上に台を置いて演台とする。司会役の人が演台に出てきてオープニングの挨拶をし、次にクラブ代表の挨拶。なるほど、司会の練習になっているわけだ。

そして本題。まずは "inspiration" のスピーチ。
貧乏な若者がある家の前でほとんど行き倒れになりかけました。それを見た若い女の人は、彼にミルクをあげました。彼が値段を聞くと「優しさには値段はつけられない」と断りました。時は流れ、彼は医者になりました。女の人は年を取り、難病にかかってしまいました。彼は彼女に手術を施し病気は快復しましたが、彼女は治療費が払えないことを非常に恐れていました。ところが彼はを全て払い、彼女への請求書にはメモを同封しました。「ミルク一杯で治療費は支払済み」

次に "prepeared" スピーチ。これが会のメインらしい。
私は自転車を持っていました。盗まれました。皆新しいのを買えよと言いましたが、値段も高いし、そういう気になれませんでした。友達が「この自転車重すぎて俺には使えないからあげるよ」とくれました。でもその自転車は本当に重くて扱いづらかったので、中古屋に売ってしまいました。その後、しばらく自転車の無い生活が続きました。ある日、自分がだんだん年を取ってきていることを感じ、運動を始めました。ジムに行きましたが、続きませんでした。そのうち自転車は健康に良いことと、自分が自転車を好きなことに気づきました。ここに宣言します。今年の終わりまでに自転車を買い、また自転車に乗り始めます。

予めフィードバック用の紙が皆に配られていて、スピーチの良かったこと、改善点などを書いてスピーカーに渡す。これを通じてスピーチの練習を積んでいくということらしい。

次が "table topic" スピーチ。担当の人がテーマのリストを持ってきて。「誰かやりたい人?」の呼びかけに応じた人がその場でリストをみて、テーマを選んで即興でスピーチをする。今回は5人ぐらい。
ホリデーバケーションをどうすごすかを決断するまでの話。
Toastmasters がどんなに素晴らしいかの話。
息子のプロボクシングデビュー戦を見にラスベガスにいった話。
(あとは失念)

メインのスピーチの講評。これも担当が最初から決まっていて、ここは良かった、ここをもうちょっと、という話をする。講評をするのはメインスピーチのみらしい。

タイマーと "Ah" カウンター結果の発表。実はタイムキーパーも居たらしい。それぞれのスピーチが何分かかったかと、それぞれのスピーチでいわゆる「アー」とか「ウー」とか言ってしまった回数をカウントしていたようだ。予想外のフィードバック方法で、これは面白かった。

司会者からのクロージングの挨拶で終了。ここまでで約1時間。

終わってみて、一緒に行ってみた同僚との共通した感想は「もうちょっとプロフェッショナルなスピーチかと思ったよねー」。スピーチ能力、特に人前で緊張せずに話せるようにすることが目標なので、話すテーマは何でも良いのだろう。しかし、ダラダラと(あまり面白くない)話を聞くのは少々苦痛ではある。話の内容に教会での説教の雰囲気も漂ったりする。牧師さんの説教をモデルに練習している人だったのだろうか。

それから、会の「形式」もなかなか興味深い。司会者がスピーカーを紹介する。スピーカーが演台まで行くと握手をする。スピーチが終わると、司会者が演台まで行き、また握手をする。全てのスピーカーの話し方は "Hello fellow toastmasters and honorable guests" である。皆、スピーチを聞くときは表情豊かに、大きく頷きながら聞く決まりになっている(のかと思うぐらい頷き方が大きいのだ)。

参加してみる前に思っていた印象と結構異なっていたので少々腰が引け気味になってしまったが「そんなに言うならお前やってみろ」の原理に基づいてしばらく参加してみようと思う。確かに電話会議でのプレゼンが多くて、人前でのスピーチなんで長いことやってないし。同僚にどうするか聞いたら「まあタダだしね」との返事。彼女は続かなさそうな予感。僕もどうなるか分からないが、とりあえず続けてみるつもり。器自体は感心するほど良く出来ているので、有意義なものになりそうな気もする。

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Comment on "Toastmasters Club"

ごめんね。PCが壊れてメルアドなくなっちゃったので、ここに書き込み。明日、11日(日曜日)我が家でもちつきをします。これそうですか?もしスケジュールがあいていたら、お知らせください。

すみません、明日はもう予定が入ってしまってます。非常に残念ですが、またの機会に。
お知らせくださって有難うございました。(って、ここで連絡つくのかな?)

はじめまして、TBありがとうございました。TM初体験記興味深く拝読しました。アメリカのTMにはまだ参加したことがありませんが、基本的な所は万国?共通なので、がりゅうさんの感じられた点もよくわかります。日本にお帰りの際には日本のクラブにもいらしてみて下さい。

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  • 2005年12月12日 05:48

はじめまして。TB頂いていたのに更新を永らくやってなかったので気がついておりませんでした。自分でもdebate何回かトライしましたが、良い勉強になりました。

  •   Tada
  • 2006年04月17日 03:02

初めまして、Toastmastersに私も参加してみました。おもしろいスピーチの練習の機会ですよね。TBさせていただいていいですか?

  •   ちー
  • 2006年05月17日 12:09

ちーさん、
そうですね、非常にいい練習機会だと思います。TBは御自由にどうぞ。

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