2005年12月22日

新車の購入後にさらに…

ホリデーシーズンで軽い話題が多い今日この頃。

会社の友人が車を買った。車種は話と直接関係無いがホンダのオデッセイである。アメリカの新車ディーラーは新車の在庫を展示しており、その中に気に入ったのがあれば、その日の内に車をお持ち帰りできる。交渉の結果、彼は殆どオプションがついてないものを仕入れ値+500ドルで買った。ちなみに仕入れ値は車情報のウェブサイトで確認できる。そして…

数日後、ディーラーから電話があった。
「あなたが支払った価格から500ドル値引きする。返金するので受け取って欲しい」

理由はこうだ。彼が車を買った日より少し前、ディーラーは次の週末セールの広告チラシを発注した。そのチラシの目玉商品として、オプション無しオデッセイを仕入れ価格で、というものを載せていた。彼はたまたまチラシが出来上がる前にそれを買ってしまったわけだ。

ディーラーが「実在しない目玉車」を広告に載せて不当に客寄せするのを防ぐために、全ての目玉車の車台番号を広告に載せることが法律で決められている。そして、その広告価格より高い値段で販売することは法律で禁じられている。手続きミスでより高く売ってしまったために返金します、というわけだ。元々かなり良い価格で買えたと思っていた彼は大喜びである。

それは良いのだ、が…。彼が買ったのは週末セールの前である。どちらにしても、チラシを見て目玉車を目当てにディーラーに来た人は、最初から車を買えない。何かおかしくないか?それなら、例えばセールスマンが社員価格で個人的に1台買った後で、その価格を広告に載せてもいいことになるんじゃないのか?

謎は残っているのだが、彼は幸せそうである。だから、それでいいのかもしれない。多分、チラシの隅っこに「○月○日の時点では在庫あるけど、もし売れちゃってたらごめんね」という記述があるのだろう。

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