2005年08月15日

ハイブリッドカーがHOVレーン走行可能に

遂にカリフォルニアで、ハイブリッドカーに1人しか乗っていないときでもHOVレーンを走れるようになった。HOVレーンとは High-Occupancy Vehicles lane のことで、複数の人が乗っている車のみ走行可能な車線のこと。渋滞している高速道路でHOVレーンだけが空いていることがよくあるので、近所に住んでいる同僚同士で1台の車に乗り合って通勤する人が結構いる。「環境に優しい」効果と渋滞緩和効果があるわけだ。乗り合いのことを Car pool とも言い、専用車線はカープールレーンと呼ばれることもある。

渋滞緩和効果の方には逆行する気がするが、環境に優しいハイブリッド車の普及を進めるためにそういう特権を与えたわけだ。しかし、ハイブリッド車ならすぐに特権を使えるわけではなく、車に貼るステッカーを貰う必要がある。なんで?車種を見ればハイブリッドかどうか分かるんじゃないの?

さらに、

"The yellow stickers will come in a packet of four and will differentiate hybrids from other clean air vehicles. A single sticker must be placed on the front bumper, the back bumper and on the rear quarter panels on both sides of each qualifying vehicle. We are absolutely ready and anxious to get the stickers out to customers as soon as possible,"

なんで黄色いステッカーが4枚もあって、1枚ずつ前後左右に貼らにゃいかんのだ?担当者は妙にやる気があるみたいだけど、車のユーザーとしてはやる気がどんどんしぼんでくる。

さらに、僕は FasTrak (通行料のかかる橋専用のETC)を使っているわけだが、そういう場合には更にややこしいことをする必要がある。カープールのもう1つの特権として、一定の時間帯のみ橋の通行料が無料になるというものがある。HOVレーンを使って橋を渡ると、その先にはFasTrak専用の料金ブースがあり、時間帯が合っていれば無料となる。ハイブリッドカーは1人でもHOVレーンを走れるようになるが、料金は払う必要がある。そこで、FasTrakを使っている人は、ハイブリッドカー専用のFasTrak通信機を申し込む必要がある。通信機が送られてくるとそのパッケージの中にステッカーの申込書があり、それを使って初めてステッカーの申し込めるらしい。

ベイエリアのプリウスユーザーの掲示板を見てみると、どうやって黄色いステッカーを出来るだけ格好悪くならないように貼るか、取り外し可能なマグネットを使おうか、という話をしている。やる気あるなあ。利用者の利便性が全く考えられていない状態を見れば見るほど、僕はとっても面倒くさい思いでいっぱいになり、申し込みを見送ることにした。自分の通勤経路にHOVレーンは関係ないことだし(田舎なので)。ただ、ごくたまにサンフランシスコ空港まで行く時には有り難みを感じるんだよなあ。

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