2005年05月29日
Pict-O-Graphix
同僚のMは、昔2か月ほど日本で働いたことがある。初めて会ったときに日本語で挨拶されたが、話せるのは挨拶いくつかぐらいで、ひらがなの読み方は一度全部覚えたけど今では随分忘れてしまっているぐらいのレベル。僕が日本に里帰りする前に、何か日本で買って欲しいものがあるか聞いたら、日本語を勉強する外国人向けの仮名を覚える本が欲しいそうな。確か文字と絵が一緒になってる本があったと思うんだけど…とのことだった。
日本の大きな本屋で探したら、早速見つかった。題名は "Kana Pict-O-Graphix"。さらに "Kanji Pict-O-Graphix" もある。こっちは1000字以上の漢字と絵が載っている。すごいすごい。例えば、ひらがなの「と」を覚えるためには、つま先(英語で"toe")の絵が描いてあり、絵の一部の線が太くなって「と」の形を作っている。ひらがなを見てつま先を思い出し、"toe"→発音は"to" と思い出させるのだ。非常に面白い。じゃあ買おうか、と思って背表紙を見てみると、アメリカで出版している本だった。日本では洋書扱いだ。
アメリカに戻ってからMとその他数人の「日本語勉強中」の人達にメールを送った。こんな本があったよ、ついでに漢字のもあるよ…と紹介したつもりだったが、Mの返事は「実は先週末に見つけたので買っちゃった」。もう1人の返事は「俺は漢字のを持っている」。結構有名な本なんだなあ。
そして、いくつか質問を受ける。
「お前はいくつの漢字を読めるんだ?」
うーん、3000から4000ぐらいかなあ。
「それ、全部書けるのか?」
いや、書けるのは2000ぐらいだと思う。
「どれぐらいの漢字を覚えれば新聞を読める?」
えー、1500…かなあ?
たまたま、小学校で教わる漢字が1000字ちょっと、JIS第一水準が3000字弱であることを覚えてたので答えた数字だが、よく考えると自分はJIS第一水準を全て読めるのだろうか。2000字も書けるのだろうか。みんなに「すげー」と言われるために少々数字を膨らませてしまったような気もする。
Trackback on "Pict-O-Graphix"
このエントリーのトラックバックURL:
"Pict-O-Graphix"へのトラックバックはまだありません。

トラックバック頂いて有難うございました。
『Pict-O-Graphix』! 実に楽しい本ですね!
感想・感心を同じくする方がいらして嬉しいです。
記事を読ませて頂いて驚いたのが、私にも
「漢字って奴はいくつ知ってるもんなんだ?」
という質問をされたことがあることでした。
これは返答に窮しますよねぇ……。
私も2000とか3000とか答えた気がします。
漢字の他にも平仮名50音! というとビックリしていたので
さらに片仮名も! とか調子に乗って驚愕させてやった記憶が。
実際、他国の方にとって日本の言語体系ってもの凄いもの
なんでしょうね。
また遊びに来させてください。
Gangaさん、コメントありがとうございます。
アメリカ人の多くは、世の中に英語と語順が違う言葉があるということを知らないようです。その話をするとすごく吃驚されます。英語と日本語って、最も異なる部分の多い言語の組み合わせかもしれませんね。