2005年04月10日

自分で自分を褒めてあげたい

圏外からのひとこと:辛抱 VS 工夫より。「辛抱」に価値を置いている人は「工夫」を最初から拒否する、という話だ。

僕が学校で受けた教育内容(特に小中学校)を振り返ってみると、努力の尊さがやたらと強調されていた。そして、「努力」=「辛抱」だった。「この人は○○をやろうと思い立った。それはとても困難だった。しかし努力と辛抱によってついにやり遂げた」という話をどれだけ聞いたことか。「そこで素晴らしい思いつきをして、それで問題が解決した」なんて話はなかった。

そしてそれは学校の中だけの話ではなく、周りの社会にも遍在しているものだ。「楽して儲けられるわけがない」ってやつだ。「俺はこれだけ辛抱してるから報われるべき」であって、我慢はより多くしたほうが偉い。苦労をしていない人は、成功していても偉いわけではない。もちろん優れているわけでもない。きっといずれ失敗するよ。

書き進めるほどにげんなりしてくる訳だが、辛抱に価値を置いているということだけが、工夫を拒否する動機になのだろうか。単に、上から与えられた仕事の方法を自分で変えるのを嫌がっている(面倒くさがっている)だけではないのだろうか。そのときに、上記の価値観はとても便利な隠れ蓑になる。

どうも30歳を超えてから、時々自分の思考が単純に変化を避けようとする方向に向かうときがある。パワーが減ってきているのだろうか。そのときに背後にあるものが「結構頑張ってる(苦労してる)からこれで良いじゃん」という考え方だったりする。小さい頃の教育って怖い。

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