1999年07月16日

ふっふっふこの小童が

僕の会社は元々アメリカの会社で、日本法人は子会社だ。当然ながら、日本法人からこちらに出張で来る人はちょくちょくいる。それが日本で知っていた人ならばもちろん一緒に食事に行ったりするし、マネージャが来たときには大勢集まってお食事会になることもある。今日は日本からの出向者の家族とマネージャ達のお食事会だった。

出席者は日本人だけかと思っていたら、日本の部署のアメリカ支部で仕事をしているアメリカ人とゼネラルマネージャもいた。気がついたら、ゼネラルマネージャは僕の隣の席に来た。とりあえず握手、自己紹介。僕はどこにいて、これこれこういうことをやっております。

それから2時間、マネージャのカジュアルな話し方をじっくりと見せてもらった。誰がどんな話をしても否定しないのはもちろん、大きく頷いて見せたり、キーワードを聞き返す「マッチング」を多用する。以前に受けた「英語を使ったコミュニケーションセミナー」の実例がここにある。

よくあるスモールトークのネタが尽きかけた頃、少し難し目の話をするとどうかな、と思って「日米文化、民族構成の違い」の話をしてみた。僕が言ったことは、日本に興味が少しでもある人には全然目新しい事ではなかったけれど、しきりに "Yes." "Right." と相づちを打ってくれる。しばらく話しているうちに相づちがどんどん増えてくる。このままだんだん間違った事を言い出しても同じ調子で賛成してくれるのか試してみたくなったけど、周りにいる人達に「こいつアホか」と思われるのも嫌なのでやらなかった。

日米の違いの話を受けて、彼の意見。
「日本人はアメリカ人に比べて非常に多くの事を学んでいる。小さいうちからたくさんの種類の文字を覚えなければいけないし、ナイフやフォークだけじゃなくて箸の使い方も覚えなければいけない。歴史の勉強にしても、アメリカ人は300年の歴史を学べばいいだけなのに、日本には...3000年?それぐらいの歴史があるんだろう。10倍だからとても大変だ...」
うーん、誉めてくれているから一応喜んで見せて、ありがとうぐらい言うけど......これって、ひょっとして「変な事を言い出しても賛成するか」を逆に試されていた、のかな?いやいや、考えすぎだよな、きっと。

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