1999年07月12日

これは?これは? ......じゃあ、これは?

しばらく「日記」を書かなかった。6月終りあたりから、キーボードの叩き過ぎで左手首が痛くなっていたからだ。普段は Mule を使っているのでコントロールキーを押す回数が異常に多いことと、大文字の "Q" を打つ時に左手小指で Shift を押えながら人指し指で Q を押すという異常な癖が原因だと思う。最近仕事で "Q" を打つ回数がものすごく増えたからなあ。

癖は直すとして、今のキーボードだと普通に打っている時でも少し痛む。手首の角度が少し不自然になるからだろうな。会社でも Microsoft の Natural keyboard を使いたいなあと思って、軽く上司に聞いてみた。最近キーの打ちすぎで手首がちょっと痛むんだけど、新しいキーボード買っていい?
「なに?それはイカンよ。いくら仕事が忙しいからって、無理しちゃいけない。Ergonomics(人間工学部?)にすぐ連絡しなさい。スケジュールを守るよりも、健康の方がずっと大事なんだからな」
いや、僕は普通の仕事の時にキーボードが合ってない気がするだけなんだけど...

とにかく、「人間工学部」の電話番号をもらって電話してみた。ちょっと手首が痛いので、新しい分割タイプのキーボードが欲しいんですけど...
「じゃあ、これから席に伺います。30分ぐらいで済むと思うのですが、今よろしいでしょうか?」
なんでキーボード変えるだけで30分もかかるんだろと思っていたら、Ergonomic specialist 登場。非常に人当たりのいい感じだ。椅子に座る姿勢、椅子の高さ、肘掛けの高さ、机の高さ、キーボードの高さ、モニタの高さ。
「confortable ですか?つかれませんか?この姿勢で集中できると思いますか?」
それは確かにいいけど、僕はキーボードが欲しいんだー。高さを調節しても手首の角度は良くならないぞー。と言うと、あっさり了解された。キーボード2つ、PC用とWS用。PC用にはキーボード台がないからそれもくれるそうだ。WS用のもあまり良くないから替えましょうかと言われたけど、別に不便を感じないからいらない。

その2日後、キーボードが届く。快適快適。しばらく使っているうちに痛みもなくなってきた。そして今日。朝来ると、新しいキーボード台が据え付けてあった。PC用だけではなくて、WS用も。要らないって言ったのに。電話して聞いてみたら、角度がどうとか機能がどうとかマウス台がどうとかで新しい方がきっといいと言う。言い方は非常にやさしく、懇切丁寧。ここは合わせたか、そこはどうだ、マウスで右手が痛くなったら左の台も使える、などなど。それほど大きな不満があるわけでもないので引き下がってしまった。

アメリカでは医者でもなんでも「専門家」は威張ったりせず、それぞれの人の意見を尊重してくれるのに比べ、日本の専門家は威張り過ぎていて自分の主張を押し通すので良くない、と言う話を聞いたことがある。でも実はアメリカの方が説得が上手なだけ、なんてことはないのだろうか。店員とかと話していると、相手が自分を言いくるめようとしていることがちょくちょくある。今回は、ひょっとしたら言いくるめられてしまった例なのかな。まあ、いいか。日記も書けるし。

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