1999年05月13日
スターウォーズにしようぜ
同僚のFと前のプロジェクトで関わっていたJと映画を見に行った。"MUMMY" だ。単純なストーリー、すごい特撮技術(という言い方を最近聞かないなあ)の映画。白人男が主人公でエジプトの財宝探しに来て、白人の女がいて、そして現地の人。メインキャラクターの構成も黄金パターンだった。映像はすごかったねえ、でも映像だけだったねえと話していた。
あれは、今週頭のこと。こちらのプロジェクトリーダーがみんなに言って回っていた。
「今度、みんなで映画に行こう。水曜日はどうだ。水曜日にしよう」
なんでだ?と聞いたら、Team building だと。チームメンバーの絆を深めるってことかな?なんで今更なんだろう。なんの映画を見るのか、どこで見るのか聞いても、「みんなの好きな奴」だと。
そして、昨日。昼あたりから「3時から映画、3時から映画」という声が聞こえ始めた。ランチの時に周りの人に聞くと、あまり行きたくないみたいだ。みんな忙しいからなあ。Fとは見たことの無い映画だったら行ってもいいけど、"MUMMY" とかだったら絶対いやだなあ、とか言っていた。でもHはちょっと違った。
「あまり行きたくはないけど、みんなが行くならば行く」
おお、アメリカ人もそんな風に考えるのか。なんで?なんで?
「チームメンバーみんなが集まって何かやろうと言う時に、1人だけ参加しないのはあまり良くないよ。参加しない人がたくさんいるなら行かないけど」
おお、理由まで「アメリカ人っぽく」ないぞ。チームで仕事をする事を考えると、そういう発想はやっぱり出てくるものなのか。ふーん。へー。
2時ごろになったら「3時半から"MUMMY"」と決定していた。僕は3時半からミーティングがあったので、みんなに「ミーティングだから行けないー」と言って回って、「あまり良くない人」にならないようにしておいた。
そして、ミーティング後。みんないなくなっているのかと思ったけれど、いつものように仕事している。誰ひとりいなくなっていないってことは、誰も行かなかったってことか?
Kに聞くと、意外な答が返ってきた。
「Fがあの映画は良くないって言ったの。あれは人種差別を含んでいる映画だから、会社のお金を使ってみんなで行くのには適してないって。だからもっと後に、別のに行くことになったの」
正直言って、僕はあまり強く「差別」を感じなかった。見逃したのか、理解しなかった のか、アジア人に対するものじゃないから感じなかったのか?それとも、ひょっとして、Fはあれを見たくなかったからその部分を強調しただけなのか?
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