1999年04月24日
あなたのおカネよ
コロラドの高校での銃乱射事件から4日が経った。今でもCNNの Head Line News のトップストーリーはそれの関連情報だ。避難する生徒の映像やダイヤル911の音声、それが終わると今度は難を逃れた生徒へのインタビュー、街の人々の悲しむ顔、そしてこの週末には犠牲者の葬式の模様を放送している。
「高校は生徒のものなのだから、今こそ君たち生徒の手に取り戻すのだ」
というスピーチ。抑え気味に起こる拍手。途中から見たから喋っている人が何者かは分からなかったけれど、かなり大袈裟なジェスチャーとアクセントだ。葬式のスピーチで拍手を取ろうとするのは普通のことなのだろうか?
もっと長めのニュース番組を見ると、たくさんの若者心理専門家がいろいろなことを言っている。銃が悪い、ゲームが悪い、映画が悪い。小さい町の保守的な雰囲気が悪い。25人ものアメリカ人が死んでしまった、これは大変なことだと何度も繰り返す。
その番組の直後に、別の番組のコマーシャルをやっていた。
「ユーゴスラビア、コソボ問題に鋭い指摘。いったい、どれぐらいの費用がかかっているのか?」
突然の銃乱射と、大統領の決断による戦闘は同じ物でないことは分かっている。「人が死んだ」という共通項で括るのはものすごく乱暴だとは分かっているけど。
ちょっと、ぞっとした。
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