1999年04月21日
しばらくはパンと水だけの生活だ
同僚Jが日本出張から戻ってきた。僕は1週間で戻ってきたが、彼は2週間以上いたことになる。みんなにクッキーのお土産、そして同僚Hには大きな袋2つ分のお土産を渡していた。ラジコンカーの部品、充電器など。
僕の知る限り、世界中が日本企業の寡占状態になっている市場が3つある。ビデオゲーム・家庭用ゲーム市場、アニメーション市場、そしてラジコン市場。よって、同僚Hにとって日本はある意味あこがれの国である。
彼はラジコンレースシーズンになると月に2回のペースでレースに参加している。彼の席にはレースで取ったトロフィーや盾がいくつも並んでいる。タミヤのTシャツも何枚も持っているのだそうだ。彼の目標は、タミヤアメリカ主催のグランドチャンピオンレースで入賞して、日本で開催される世界選手権に出場すること。ざっと見積もってアメリカの車の値段は日本の3倍、部品も日本の方がはるかに充実していて、値段も安いのだそうだ。
Jが見せてくれた長いレシートには、総計12万5千円の数字があった。Jは大学で日本語のクラスを取ったりしていくらか話すことができるが、ラジコンショップの店員の目には「ラジコンオタクが高じて日本語まで習いはじめた変なアメリカ人」と映ったのではないだろうか。
Hはたくさんのオモチャを手に入れて、とても楽しそうである。久しぶりに僕に「ちょっと、日本語を訳してくれないか」と頼んできた。時々タミヤのホームページやラジコン雑誌の部品一覧表に何が書いてあるかを聞かれるのだ。しかし、そこで僕が訳すのは「スプリング→spring」「タイヤ→tire」「バッテリー→battery」なんてものばかり。つまり、カタカナを英語の発音で読んであげるだけ。
カタカナ一覧表でも作ってあげようかな。彼の情熱があれば、50字ぐらいはすぐに覚えられるだろう。
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